会計監査をやっていると総勘定元帳をエクセルでいただかないと困るときがあります。
（監査調書に会計データをペタペタ貼る必要があるため。）
監査する際には、総勘定元帳をエクセルで依頼するのですが、お客様から「総勘定元帳は、全科目一括でだせません！１科目毎にしかだせないので面倒です。」と言われることがあります。
そんなときは、だいたい使用している会計ソフトが弥生会計です。
弥生会計でも、総勘定元帳の全科目をエクセルで一括でだせます。
以下、やり方です。
・総勘定元帳を開く
⇒全期間を選択
⇒ファイルのエクスポートを選択
⇒出力先のところの拡張子を.csvに変更（.txt⇒.csvにします。何もしないとtxtファイルに変換されます）
⇒すべての勘定科目を出力するにチェック
⇒OKボタン
これで全科目をデータ（csv）で出力できます。
あとはデータにフィルタをかけるなり、好きなように加工してもらって、エクセル形式で保存すれば完成です。
ちなみに弊事務所は弥生会計を使っているので、弥生会計をお使いであれば、弥生会計のデータを送っていただくだけでよかったりします。
監査する際に、勘定奉行などの市販の会計ソフトを弊事務所で購入していれば、色々と便利だなと思うことがありますが、勘定奉行なんかはエクセルで総勘定元帳をきれいにデータを吐き出せるので、やっぱりいいかなんて思ったりします。
なぜ弥生会計だけはきれいにエクセルで吐き出せないのか。
監査はデータを見るだけでいいので、閲覧機能だけ安く売っていただけたらいいのになと思う今日この頃です。
弥生会計については、「弥生会計のメリットとデメリット」というページに記載しておりますので、会計ソフト選びのご参考になれば幸いです。